Instrument
インタラクティブ・キーボードの左側を使い、ドラムの各パートをMIDIトラックに入力することができます。
Mute / Unmute
「A#2 = Mute」と「B2 = Unmute」を使うと、フレーズ再生時に特定の楽器をミュートすることができます。例えば「A#2 = Mute」と「D1 = Snare」を同時に押すとスネアのミュートがONになり、「B2 = Unmute」押すとミュートがOFFになります。
Latch
- Latch On: この状態で音を入力すると、Stopを押すまでその音が鳴り続けます。
- Latch Off: この状態だと、鍵盤を押している間のみ音が鳴ります。サウンドを試聴する際に便利な機能です。サステインペダルを使用することも可能です。
Micro Timing
画面右上に表示される「Micro Timing」をクリックすると、タイミングパラメーターが表示されます。ここでは演奏のリズムに関する細かい設定ができます。
Player Sync
DAWのテンポ設定と同期し、4分音符、8分音符、16分音符、Song Positionに合わせて演奏をクオンタイズします。
Speed
楽曲のテンポに合わせ、Virtual Drummerの演奏速度を半分(/2)、通常(1x)、倍速(x2)に変更することができます。
Feel
- スライダーを左に動かすと、若干ビートの前で弾く「前ノリ」感が強くなります。ロック系や疾走感のある曲に適しています。
- スライダーを右に動かすと、若干ビートの後ろで弾く「後ノリ」感が強くなります。ジャズやバラードに適しています。
Swing
ボタンを右に移動するに従って、リズムをスイング(シャッフル)度合いが強くなります。ボタンを完全に右に動かすと3連符の符割りになります。スイングに対応していないフレーズを選択した場合はSwingコントロールが反応しません。
Humanize
- スライダーを右(Tight側)へ動かすほど、リズムがクオンタイズされます
- スライダーを左(Loose側)へ動かすほど、リズムがヒューマナイズされます
Style
画面中央のドロップダウンメニューから、テンポ(bpm)ごとに分類されているスタイルを選択することができます。
Virtual Drummerには合計60個のスタイルが搭載されていて、それぞれ特定のグルーヴやリズムに合った名前が付けられています。名前の最後に「2.0」が付いているものはバージョン2.0で追加されたスタイルです。
ソングパートの使い方
インタラクティブ・キーボードの右鍵盤には、23個のソングパートが割り当てられていて、鍵盤を押すとソングパートがDAWのテンポと同期して再生されます。
白鍵 --- セクション部分
- Verses = ヴァース
- Choruses = サビ
- Specials = その他
- Stop = 演奏を停止
黒鍵 --- 楽曲の繋ぎ部分
- Intros = イントロ
- Fills = フィル
- Endings = エンディング
- Breakdowns = ブレイクダウン
鍵盤下部の暗くなっている箇所を押すと、割り当てられたパターンが演奏されます。
鍵盤上部の明るくなっている、6つの点が表示されている箇所をDAWのMIDIトラックにドラッグ&ドロップすると、演奏パターンのMIDIがトラックにインポートされます。
クラッシュシンバルの自動追加
フィルからセクションに戻ると、そのセクションの最初のHi-HatかRideがCrashに置き換わります。Hi-HatとRideがないパートの場合はCrashは鳴りません。Crashを追加したい場合は、鍵盤の「C#2」か「A2」を押して手動で追加してください。
モジュレーションホイール / ピッチホイール
モジュレーションホイールを使うと演奏の強弱をスムーズにコントロールでき、クレッシェンドやデクレッシェンドを作ることができます。ピッチホイールを上に動かすとキックがミュートされ、下に動かすとスネアがミュートされます。
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